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介護脱毛は白髪になる前に脱毛するべき?始める年齢やメリット・デメリットを紹介

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近年では介護脱毛への関心が高まっており、40代女性の6割以上が将来に要介護になることを想定して、介護脱毛を行いたいと考えているというデータもあるようです。

ここでは、介護脱毛を検討している方に向けて、介護に備えて介護脱毛を行う際のVIO脱毛の範囲や介護脱毛のメリット・デメリット、白髪になる前に脱毛するべきなのか開始する年齢についてまとめました。介護脱毛をクリニックで行う際の料金や保険適用についても紹介しているので参考にしてください。

※当サイトは総額表示義務化により、全ての料金を税込価格で表記しています。
※費用や診療時間などは変更になる場合があるので公式サイトをご確認ください。

介護脱毛とは?どこまで脱毛を行うのか解説

介護脱毛はどこまで脱毛するのか解説

将来の介護に備えて介護脱毛が必要な理由や、介護脱毛を行う際のVIO脱毛の範囲、男性も介護脱毛を行ったほうがいいのかについて説明します。

介護に備えて介護脱毛が必要な理由

介護脱毛とは、将来の介護に備えて排泄介助で家族や介護者の負担を軽減するために、あらかじめケアがしやすいようにVライン、Iライン、Oラインといったアンダーヘアの脱毛を行うことです。

自宅で家族が介護を行うことを在宅介護といいますが、介護士のようなスキルを持たない家族が排泄介護を行うため、陰毛があると排泄物の後始末に苦労することが多く、介護者の精神的な負担になってしまうことがあります。

介護脱毛は必ず行わないといけないわけではありませんが、将来に在宅介護になる可能性も考えて実際に介護を経験したことがある方を中心に、介護者の負担を軽減するために介護脱毛が必要と感じているようです。また、自分が介護を受ける立場になったときの心理的負担を考え、介護脱毛を行う方もいるようです。

介護脱毛を行うVIOの範囲は?ハイジニーナがおすすめ?

介護脱毛を行う範囲は、VIOと呼ばれるアンダーヘアの脱毛が対象になります。
Vラインは両脚の付け根から陰毛上部の三角の部分、Iラインは性器の両側から肛門までの部分、Oラインは肛門周辺の粘膜を除いた部分のことで、排泄介助の際に邪魔になりやすいのがIラインとOラインの陰毛です。

Vライン、Iライン、Oラインのイラスト

介護脱毛でVIO脱毛を行う場合は、一般的なVIO脱毛とは異なり排泄介助をスムーズに行うための脱毛になるので、脱毛を行う範囲はVIOを全て処理するハイジニーナが理想とされています。しかし、ハイジニーナに抵抗があり恥ずかしい場合は、無理にハイジニーナにする必要はなく、IラインとOラインの脱毛を行うだけでも排泄介助がしやすくなるので、Vラインの毛は毛量を少なくしたり毛が生えている範囲を狭くするだけでもいいでしょう。

介護脱毛は男性も行った方がいい?

近年では介護脱毛の認知度が高まっており、男性でも介護脱毛に興味がある方が増えているようです。
介護脱毛は先ほど説明したように必ず行う必要はありませんが、将来に要介護になる可能性があるのは女性だけでなく男性も同じです。介護脱毛は介護者の排泄介助の負担や自分の心理的負担の軽減にもなるので、男性も介護脱毛について前向きに検討してみるといいでしょう。

介護脱毛を行うメリットとデメリット

介護脱毛のメリット・デメリット

介護脱毛には大きなメリットがありますが、デメリットも踏まえたうえで受けるようにしましょう。

介護脱毛のメリット

将来に要介護になることを想定してあらかじめ受ける介護脱毛には、次のようなメリットがあります。

介護脱毛を行わずアンダーヘアが残っていると、要介護になった際に排泄物が陰毛に付いてしまうので、介護者が排泄介助の際に拭き取りに時間がかかってしまい肉体的にも精神的にも負担になってしまいます。
介護脱毛を受けてアンダーヘアの毛量が少なくなっていると、排泄介助の時間も短くなり介護者の負担軽減が期待できるでしょう。

陰部は雑菌が繁殖しやすい部分ですが、要介護になりおむつを使用していると蒸れやすくなるだけでなく、汚れが残り衛生的に保てないと雑菌がどんどん繁殖して嫌な臭いが発生してしまう原因になります。
介護脱毛を受けてアンダーヘアを処理していると、蒸れにくくなるだけでなく排泄介助もスムーズに行え衛生状態も保てるため、臭いも軽減され介護者も介護しやすくなるでしょう。

要介護になるとおむつを使用することが多いため、介護者がおむつを交換するまでは排泄物が肌に接触した状態になります。介護脱毛を行わずアンダーヘアが残っていると、毛に排泄物がこびりついてしまい排泄介助の際に念入りに拭き取る必要があるので、ただれやかぶれなどの肌トラブルを引き起こしてしまうことがあります。
介護脱毛を受けているとアンダーヘアの毛量が少ないため、排泄物が毛に付着しにくくなり肌トラブルの予防にも繋がります。

介護脱毛のデメリット

介護脱毛を受けることで、将来に要介護になった際のメリットについて前述しましたが、介護脱毛にはデメリットもあるため、しっかりと理解しておきましょう。

介護脱毛では、骨や神経に近く皮膚が薄く痛みを感じやすいVIOの脱毛を行います。脱毛機によっては濃く太い毛に強く反応するため、介護脱毛の施術を行う際は「痛い」と感じる方も少なくないようです。
介護脱毛を行っているクリニックの中には、施術の際に麻酔クリームを使用できるところもあるので、介護脱毛の痛みが心配な方はカウンセリング時に相談してみるといいでしょう。

麻酔クリームは、照射する部位に塗布するクリーム対応の麻酔です。 リドカイン(シオロカイン)という成分が含まれているため、肌の感覚が鈍くなるため痛みの感じ方も軽減されます。

引用元:麻酔のご紹介|医療脱毛専門のリゼクリニック

医療レーザー脱毛やニードル脱毛で介護脱毛を行うと、脱毛を行う前の状態に戻すことができないということを憶えておきましょう。
医療レーザー脱毛は照射時に発毛組織を破壊するので半永久的な脱毛効果が期待でき、ニードル脱毛は電気を流すことで発毛組織を破壊します。一度破壊された発毛組織は回復しないため、介護脱毛でVIOの脱毛を行う際は範囲や毛量を慎重に検討するようにしてください。

介護脱毛では普段は他人に見られることのないVIOの脱毛を行うので、施術を受けるのが恥ずかしいと感じる方もいるようです。
クリニックで介護脱毛を行う際は、ショーツをずらしたりタオルをかけて露出する部分を調整しながら個室で施術を行うなど、プライバシーに配慮しているところが多いため、恥ずかしい気持ちは抑えられるでしょう。脱毛回数を重ねると、慣れてくるため恥ずかしさも気にならなくなることが多いですが、恥ずかしいと感じる場合はスタッフに相談してみてくださいね。

介護脱毛は毛量や毛質、希望の仕上がりなどにより、施術を行う回数はそれぞれ異なりますが、毛には毛周期があるため1回のみの施術で通常は終わることはありません。複数回は脱毛を行う必要があるため、介護脱毛を行う際はある程度の費用がかかることを理解しておきましょう。また、クリニックによっては介護脱毛の料金のほかに、診察料やシェービング料、キャンセル料などがかかるクリニックもあるので、追加料金の有無を確認するようにして下さい。

クリニックの中には、追加料金がかからないクリニックや、適用になると通常価格よりも割安になる割引キャンペーンを設けているクリニックもあるので、公式サイトを事前に確認しておくといいでしょう。

介護脱毛のメリット・デメリットまとめ

介護脱毛の注意点!

介護脱毛には、将来要介護になった際に衛生面や介護者の負担が減るといった大きなメリットがありますが、介護脱毛の施術を行う際には痛みを感じる方や、恥ずかしいと感じる方もいるようです。また、介護脱毛は複数回行う必要があるため、ある程度の費用がかかったり脱毛を行う前の状態には戻すことができないなどのデメリットもあるので、介護脱毛を行う際はメリットだけでなくデメリットも踏まえたうえで行うようにしましょう。

介護脱毛は白髪になる前に脱毛するべき?

介護脱毛を行う際は、大きく分けて次の3種類の脱毛方法から選択します。

介護脱毛の際の脱毛方法
  • 医療レーザー脱毛
  • 光脱毛(エステ脱毛)
  • ニードル脱毛

介護脱毛を行う際の脱毛方法には、医療レーザー脱毛、光脱毛(エステ脱毛)、ニードル脱毛がありますが、介護脱毛は将来に要介護になることを想定して行う脱毛のため、永久脱毛が行える医療レーザー脱毛やニードル脱毛を選択しましょう。

永久脱毛とは完全に毛が生えてこなくなることではありませんが、アメリカのAEA(米国電気脱毛協会)による定義によると「脱毛施術を行ってから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態」FDA(米国食品医薬品局)による定義によると「3回目の脱毛施術から6ヶ月後の時点で3分の2以上減毛している状態」とされているため、半永久的な脱毛効果が期待できます。

ただし、医療レーザー脱毛は黒いメラニン色素に反応するレーザーを照射する脱毛方法のため、メラニン色素が存在しない白髪に照射しても脱毛への効果が期待できません。
しかし、ニードル脱毛は毛穴に針を刺し、電流を流すことで発毛組織を破壊する脱毛方法なのでメラニン色素に左右されることがなく、白髪でも脱毛を行うことが可能です。

白髪の脱毛が行えるのはニードル脱毛だけ!

白髪の脱毛が可能なのはニードル脱毛のみですが、毛穴に針を刺して電流を流すため強い痛みを伴います。介護脱毛では痛みを感じやすいVIOの脱毛を行うため、VIO全ての毛をニードル脱毛で行うと強い痛みが長時間続くことになります。

そのため、介護脱毛はアンダーヘアが白髪になる前に医療脱毛レーザーで行うことが理想ですが、既に白髪の陰毛がある場合は、まずは医療レーザー脱毛で介護脱毛を行い、残った白髪が気になる場合は白髪のみニードルで脱毛を行うといいでしょう。


※参考:白髪の脱毛ができるのは医療ニードル(針)脱毛だけ | ビューティースキンクリニック

介護脱毛は60代でもできる?開始するのに適した年齢

介護脱毛を開始するのに適した年齢

介護脱毛は、実際に両親の介護を経験した40代や50代の方が考え始めるようですが、何歳までに行わないといけないなどの年齢制限はないので、若い方はもちろん60代の方が介護脱毛を行っても問題もありません。しかし、前述の通り医療レーザー脱毛では白髪の脱毛を行うことができないため、介護脱毛を行う場合は陰毛の白髪が多くなるになる前に行うようにしましょう。

介護脱毛に適した年齢は、まだ白髪が少ない40代や50代といわれていますが、VIO以外の部位の脱毛を希望している方や全身脱毛を検討している方は、年齢に関係なく将来の介護に備えVIO脱毛も併せて検討してみてもいいでしょう。

介護脱毛を自分で行うことは可能?

介護脱毛ではVIOの脱毛を行うため、費用面でクリニックに通えないのではなく、他人にVIOを見られることに抵抗があり自分で行いたいと思っている方も多いようです。

カミソリ、電気シェーバー、家庭用光美容器を使用して、自宅にいながら自分でVIOの脱毛を行うことも可能ですが、自分では半永久的な脱毛効果が期待できる永久脱毛は行えません

介護脱毛は将来の排泄介助に備えて行う脱毛のことで、ただVIOの脱毛を行えばいいというわけではありません。そのため介護脱毛は自分で行うのではなく、クリニックで医療レーザー脱毛で行うことをおすすめします。

介護脱毛のおすすめは医療レーザー脱毛

介護脱毛の料金は?いくらかかるのか解説

介護脱毛をクリニック行う際の料金はの目安と、保険適用になるのか解説します。介護脱毛が行えるクリニックもピックアップして紹介しているので参考にしてください。

介護脱毛をクリニックで行う際の保険適用について

介護脱毛は将来自分が要介護になることを想定して、排泄介助の際に介護者の負担を軽減する目的で行う脱毛です。しかし、介護脱毛は美容を目的として行う脱毛に分類され、健康保険や介護保険は適用にならないため、全額を自費で支払う必要があります。

また、保険適用の診察であれば診察内容が同じであればクリニックによって料金が変わることはありませんが、自由診療は各クリニックで自由に料金を設定できるため、診察内容が同じであってもクリニックにより料金が異なります。

保険診療と厚生労働省が承認していない治療や薬を併用すると、公的医療保険による医療費負担は適用されず、治療費が全額自己負担となります。

引用元:自由診療 | 再生医療ポータル

そのため、介護脱毛を検討している方は、各クリニックの料金プランを確認して納得したうえで契約するようにしましょう。

介護脱毛が行えるクリニックの費用を紹介

介護脱毛ではVIOの脱毛を行うため、主な大手クリニックのVIO脱毛の1回単位と5回コースの費用の相場を算出し、おすすめのクリニックをピックアップして紹介します。

介護脱毛(VIO脱毛)を行う際の費用相場
介護脱毛(VIO脱毛)の費用相場 1回単位:9,800円~54,800円

5回コース:48,000円~110,880円
(5回コース1回あたり9600円~22,176円)

介護脱毛(VIO脱毛)はクリニックにより料金が大きく異なりますが、1回単位で脱毛を行うよりも5回コースのほうが1回あたりの費用を抑えられるクリニックが多く、中にはVIOのみの脱毛よりもVIOを含む全身脱毛の料金のほうが割安になるクリニックもありました。

介護脱毛は1回単位で脱毛を行うよりも、複数回のコースのほうが1回あたりの費用が割安になることが多いため、総額を抑えたい方にはコース契約がおすすめです。しかし、少ない回数を希望している場合は1回単位のプランや、都度払いがあるクリニックで介護脱毛を行うといいでしょう。

介護脱毛の費用相場

介護脱毛の料金はクリニックにより異なるため、予算内で介護脱毛が行えるのか各クリニックのVIO脱毛の料金を事前に確認しておくといいでしょう。最後に、介護脱毛がおすすめのクリニックをピックアップしてVIO脱毛の料金を紹介しているので、クリニック選びの参考にしてくださいね。

クリニック名 介護脱毛(VIO脱毛)の料金 介護脱毛おすすめポイント
レジーナクリニックのロゴレジーナクリニック VIO脱毛
5回:94,500円※1
1回:37,800円※1
・コース終了後でも、まだ気になる場合は追加で契約することも可能
フレイアクリニックのロゴフレイアクリニック 安心コース
VIO脱毛セット
5回:99,000円
1回:39,600円

Vライン1回:22,000円
Iライン1回:22,000円
Oライン1回:22,000円
・医師が照射漏れと診断した場合は、該当部分を追加費用なしで再照射できる
リゼクリニックのロゴリゼクリニック VIO脱毛
5回:81,600円
1回:54,800円

コース終了後追加照射※2
VIO1回:16,800円
Vライン1回:9,800円
Iライン1回:6,800円
Oライン1回:6,800円
・コース終了後は契約プランに含まれている部位のみ、単部位ごとに半額以下で照射可能
TCB東京中央美容外科のロゴTCB東京中央美容外科 VIO脱毛クイック
5回:48,000円
1回:18,000円

VIO脱毛オーダーメイド
5回:126,900円
1回:32,400円
・蓄熱式のみで照射するクイック脱毛か、蓄熱式と熱破壊式を使い分けるオーダーメイド脱毛から選択できる
ジュノビューティークリニックのロゴジュノビューティークリニック VIO脱毛
1回:21,800円
・都度払いが行えるため、高額な医療ローンを組む必要がない
ミラクリニックのロゴミラクリニック VIO脱毛
1回:14,800円
・都度払い専門のクリニックで、施術時にはオリジナルの保湿ジェルを使用
※1 クリニック指定医療ローンの分割手数料込みの総額
※2 契約プランに含まれている部位のみ単部位ごとの追加照射が可能

介護脱毛がおすすめのクリニックをピックアップして紹介しましたが、もっと詳しくVIO脱毛がおすすめのクリニックについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

>>【VIO医療脱毛】おすすめクリニック12選!ハイジニーナ脱毛の回数・痛みは?

介護脱毛は白髪になる前に脱毛を行ったほうがいい?

介護脱毛は必ず行わないといけないわけではありませんが、実際に両親の介護を経験した40代や50代の方を中心に、将来の介護に備えてVIO脱毛を検討している方が増えています。

この記事で紹介したように、医療レーザー脱毛は黒いメラニン色素に反応するレーザーを照射する脱毛方法のため、白髪への効果は期待できません。
そのため、介護脱毛はアンダーヘアが白髪になる前に脱毛を行うことが理想ですが、既に白髪がある場合は全ての陰毛が白髪になってしまう前に、介護脱毛を行うようにしてくださいね。