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埋没毛の取り出すのはNG?正しい治し方と埋もれ毛の原因について解説

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埋没法の原因や対処法を詳しく解説します。

埋没毛とは毛が皮膚に埋もれてしまうことで、膝やワキなどに起きやすい症状です。毛抜きで皮膚を傷つけて取り出したり無理やり毛を抜いたりすると、埋没法が繰り返しやすくなるので注意が必要です。

この記事では予防するコツや間違った処理方法についても紹介するので、埋没毛ができて困っている方はぜひ参考にしてください。

本記事を読むことで、埋没毛の知識を得てツルスベ肌を目指すことができます。

※掲載されている施術は自由診療のため、公的医療保険制度は適応されません。
※本記事の料金は全て税込み表記です。

埋没毛とは?3つの原因について詳しく解説

埋もれ毛とも呼ばれる埋没毛とは、毛が毛穴の中に埋まって成長した毛が皮膚の下にある状態のことを指します。皮膚から透けて見えるため、黒くポツポツした見た目が目立つことも多いです。

埋没毛の原因はさまざまありますが、主に次の3つが考えられます。

  • 毛抜き・カミソリによる自己処理
  • ブラジリアンワックスによる肌への刺激
  • 肌の乾燥で皮膚が分厚くなる

また、埋没毛に細菌が入ると炎症が起き、かゆみやニキビのような腫れで痛みが出て化膿することがあります。場合によっては色素沈着で黒く色が残ってしまいます。

埋没毛と似ているトラブルとしては、毛嚢炎(毛包炎)やニキビ、粉瘤などがあるので、自分がどれに当てはまるかわからない場合はクリニックなどを受診するのがおすすめです。

ヒザ、ヒザ下、ワキ、Vライン、二の腕、男性のヒゲ

毛抜き・カミソリによる自己処理

毛抜きやかみそりによる自己処理は、肌表面が傷ついて埋没毛の原因になることがあります。

肌に刺激が加わると、皮膚が修復する途中で毛穴がふさがってしまうことがあり、毛が肌から出てくることができずに埋没毛になるケースが考えられます。

カミソリによるシェービングでは、カットによって尖った毛の断面が毛穴の内側に突き刺さり、肌から出てこれなくなることも多いです。

そのため、シェービングの頻度が多い部分ほど埋没毛になる可能性が高いです。

ブラジリアンワックスによる肌への刺激

ブラジリアンワックスによる肌の刺激も埋没毛の原因になります。

ブラジリアンワックスはワックスを塗ったあとにシートを貼り、シートを引っ張ってワックスと一緒に剥がすことで毛を抜く方法です。

一気に引きはがすので、肌に強い刺激が加わり、皮膚に傷ができることがあります。傷が治るときにカサブタができると毛穴がふさがって埋没毛が起きる可能性があります。

肌の乾燥で皮膚が分厚くなる

肌が乾燥しやすい方も埋没毛に注意しましょう。肌が乾燥すると古い角質が溜まりやすく、皮膚が分厚くなっていきます

皮膚が分厚くなると毛穴がふさがって中の毛が外に出てこれなくなり、埋没毛が起きてしまいます。

肌の乾燥は自分ではなかなか気が付かないこともありますが、乾燥肌や外的刺激によって肌がカサカサしやすい方は注意が必要です。

無理やり取り出すのはNG!埋没毛の治療法とNGな処理の仕方

ヒザや腕など目立つところに埋没毛ができると、毛抜きなどを使用してすぐに処理したくなってしまいます。しかし、皮膚を引っ張って無理やり毛を抜くと、さらなる肌トラブルの原因になるので注意しましょう。

埋没毛ができたときの処理方法を詳しく理解し、きれいに治すようにしましょう。

ピーリングやスクラブを使おう!埋没毛ができたときの処理方法

埋没毛ができたときは、何もせずに放置しておくと、肌のターンオーバーに合わせて自然に分解されて治ることが多いです。

毛がそれ以上伸びないところまで放置しておくと、自然に分解され排泄されてしまいます。

引用:「埋没毛の原因と予防」渋谷セントラルクリニックより

肌のターンオーバーは28日周期で行われるといわれていますが、加齢や紫外線などの刺激、ストレスが原因で乱れることがあります。

そのため、放っておいて埋没毛が治るまでの期間は、個人差が大きいです。

なるべく早く埋没毛を治したい方は、ピーリングやスクラブで古い角質や肌の硬さをなくすことで、治癒を促すことができます。

肌への刺激は避ける!埋没毛ができたときのNGな処理方法は?

埋没毛を処理するときは、ついつい皮膚をひっかいて毛を取り出してしまう方が多く、埋没毛を出す感覚が癖になってしまうことがあります。

しかし、指でひっかいて皮膚を傷つけたり毛抜きで皮膚と毛を一緒に抜いたりするのは、間違った方法です。

皮膚を傷つける処理方法は毛穴に細菌が入る原因になり、人によっては毛嚢炎と呼ばれる炎症で腫れてしまうこともあります。

また、皮膚が傷つくことで埋没毛が再発しやすくなるのも大きなデメリットです。色素沈着で色が黒くなるケースも考えられます。

さらに、除毛クリームも埋没毛の処理方法としてはおすすめできません。除毛クリームは肌の表面に出ている毛を溶かすものなので、埋没毛への効果は期待できません。

埋没毛ができても皮膚科に行かなくていい?病院での治療が必要なケースはある?

埋没毛は基本的に放置していても治ることが多いですが、次の症状に当てはまる場合は病院の受診を検討しましょう。

  • ニキビのように赤く腫れている
  • 痛みがある
  • 熱を持っている
  • しこりがある

すでに痛みや化膿があって炎症を起こしてる場合は、抗生物質や塗り薬で治療が必要になることがあります。

炎症が悪化すると治療に時間がかかったり色素沈着が起きたりすることがあるので、早めの受診がおすすめです。

太いヒゲや陰毛はどうする?種類別埋没毛の対策や対処法

ヒザや腕の毛よりもヒゲやVIOなどの太くて濃い毛の方が、埋没毛が目立ったり炎症を起こしたりしやすいので、カミソリやシェービングの使い方をより意識するのがおすすめです。

対策だけでなく、濃い毛が埋没毛になったときの対処法も解説するので、体毛が濃い方は要チェックです。

【太いヒゲ】埋没毛の対策と対処法

男性のヒゲは埋没毛になりやすい部位の1つで、髭剃りのあとにするT字カミソリを使った処理が原因になることが多いです。

きれいに剃るためにT字カミソリを使って逆剃りすることで、肌が傷ついて埋没毛になることがあります。

髭の埋没毛を防ぐためには、石けんや洗顔フォームを使わずにシェービングフォームを使用することが大切です。また、カミソリを劣化させないように最低でも2週間に1回はカミソリを交換するようにしましょう。

劣化したカミソリを使い続けると、肌が余計に傷つきやすくなります。また、カミソリを使うときはなるべく逆剃りをしないように意識するのもおすすめです。

【VIOの太い毛】埋没毛の対策と対処法

毛が太く濃いVIOも埋没毛ができやすいので注意しましょう。摩擦が起きやすい部位なので、シェービングによる刺激だけでなく、トイレットペーパーや下着の擦れにも気を付ける必要があります。

VIOに埋没毛ができたときは、毛穴に細菌が入らないように清潔に保つことが重要です。

痛みや腫れが気になるときは、早めに皮膚科や婦人科を受診して治療を行うのがおすすめです。外陰部が腫れている場合は、埋没毛以外のトラブルが起きていることもあります。

自己処理で埋没毛を繰り返すなら脱毛もおすすめ!

埋没毛は自己処理によってできることが多く、人によっては何度も繰り返してしまうことがあります。

埋没毛が気になって毛抜きで無理やり抜き取ることが癖になっている方は、クリニックやサロンで脱毛することを検討しましょう。

永久脱毛やサロンでの減毛を行うことで、自己処理の回数を減らして埋没毛のリスクを軽減することができます。

自己処理以外もおすすめ!クリニックやサロンで埋没毛を脱毛する方法

埋没毛を減らしたい方はクリニックやサロンで脱毛するのがおすすめです。クリニックでは医療脱毛レーザー機を使い、黒色の色素にレーザーを反応させて熱を与えながら毛根を破壊していきます。

レーザーはメラニン色素に反応する仕組みなので、皮膚に埋もれている毛にもアプローチ可能です。

脱毛サロンも同じような仕組みで脱毛を行うため、どちらに通っても埋没毛の脱毛効果が期待できます。

埋没毛が皮膚に埋まっているため、通常の毛に比べて脱毛効果が感じにくい可能性があります。しかし、何度かレーザーを当てて毛根を壊すことで、毛を生えにくくしたり毛を細くしたりできるので、埋没毛のリスクを減らせます。

脱毛は永久脱毛ができる医療脱毛とエステティシャンが行う美容脱毛がの2種類があり、医療脱毛は医療脱毛クリニック、美容脱毛は脱毛サロンで行います。
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保湿や脱毛がおすすめ!埋没毛を防ぐ方法まとめ

埋没毛を防ぐ対策として次の4つの方法がおすすめです。

埋没毛の予防方法
  • 電気シェーバーを使って自己処理をする
  • シェービングが終わったら保湿を必ずする
  • スクラブやピーリングを定期的にする
  • 脱毛する

体毛が薄い方は、肌の負担が少ない電気シェーバーを使った自己処理で埋没毛を防げる可能性が高いです。男性のヒゲなど濃い部分の処理をするときは、T字カミソリを清潔に保ちながら定期的に交換しましょう。

体毛の濃さに関わらず、自己処理のあとは保湿を徹底することも大切です。保湿によって乾燥を防ぎ、ターンオーバーが乱れないようにしましょう。

また、スクラブやピーリングで角質が溜まっていかないようにするのもおすすめです。ただし、高頻度で使用すると、かえって肌を痛めてしまうので商品に記載されている頻度を守って使うことが重要です。

埋没毛を根本的に改善するなら脱毛が効果的です。脱毛を行うことで、毛の量自体を減らして自己処理の回数を少なくできるので、肌への刺激を抑えて埋没毛のリスクを軽減できます。

埋没毛の対策方法は触らずに刺激を与えないことが大切です。ただし、埋没毛の部位や状態によっては病院でしっかりと診てもらう必要があるので、痛みや腫れが強い場合は医療機関への受診を検討しましょう。